落とし物を見つかりやすくするコツ② 特定できる文字情報があると見つかりやすい

事業者や警察に届けられる落とし物は大変な数になります。
東京都の警視庁管内だけでも年間約400万件(2018年現在)の落とし物が届けられています。
これは一日1万件以上の落とし物が届けられている計算になります。

これだけの落とし物の中から自分の物を探し出してもらうのは至難の業。
事業者や警察の方たちもとても苦労されています。
何か他人とは違う特徴が無いと、探し出してもらうのは難しいことも多いのです。

そこでお勧めするのは、何かの文字の情報を貼ったり書いたりしておく方法です。
落とし物を管理するシステムの中には、落とし物の特徴を登録して検索する仕組みを持っているものがあるからです。そしてシステムで検索しやすいのはやはり文字の情報です。
名前やイニシャル、連絡先など特定しやすい情報をシールなどで貼っておくと、発見しやすくなります。

ただ、名前や連絡先を貼るのに抵抗がある人も多いでしょう。
その場合は、自分だけがわかる暗号的なものでも大丈夫。
できれば、事業者などがシステムに登録しやすい「カタカナ」や「英字」がお勧めです。ただし、カタカナと英字は混在させない方が良いと思います。

私が好きな言葉に「Well , Live and learn !」という言葉があります。
例えば、その頭文字を記号にして「WLAL」と書いておいて、万が一その大事な物を無くした時に、
「アルファベットの大文字で『WLAL』と書いてあります」と申告すれば、何も情報が無いよりは、少しでも見つかりやすくなるはずです。